フォトウェディングや前撮り費用が安い「格安料金プラン」の内容

フォトウェディングや前撮りの料金を調べていると、「格安料金プラン」を目にしたことがあるでしょう。フォトウェディングや前撮りの費用相場は10~20万円ほどと言われていますが、どうしてこのように安くなっているのでしょうか。安くなっている理由や条件などを調査しました。
フォトウェディングや前撮りの格安プランの費用内訳
格安料金プランの内容は、大体次のようなサービスで構成されています。
・衣裳レンタル料金(通常1着のみ.選択範囲に制限あり)
・新郎新婦ヘアメイク料金 ・撮影フォト台紙サービス(1~数カット)
平日限定の撮影であること
土日は予約の競争も高く、割増し料金にしているスタジオがほとんど。平日には特典つきの限定プランなどを用意しているスタジオも多くあります。
オフシーズン、または特典期間中であること
屋外のロケーション撮影では、寒さ、暑さの厳しい1~2月、7~8月には割引や特典などをつけたプランを用意しているスタジオや業者が多くあり、非常にお得な期間になっています。
衣裳の選択範囲やカット数に制限があること
格安のフォトプランは、衣裳の選べる範囲が限られていたり、カット数が少なく制限があることがほとんどです。また、撮影データは含まれていないため、全カットの中から1~数カットを選んで台紙などに貼ったものが渡される形式になっています。
スタジオ撮影であること
基本的はスタジオ撮影のプランが格安になっていることが多く、移動のあるロケーション撮影はスタジオ撮影より1~2万円ほど高い価格設定になっています。また、ロケーション撮影は交通費などが別途かかるケースも多いようです。
予約が直近、または日取り限定であること
スタジオの予約がなく、直近の空いている日取り限定で割引プランを出している場合などもあります。この場合は、スタジオのホームページやSNSなどをまめにチェックしておく必要があります。
フォトウェディングや前撮りの格安料金プランを利用する前に確認すること

フォトウェディングや前撮りの費用を節約したいと考えた場合は、格安プランをプラン内で利用することも大切ですが、「自分たちに必要」と考えたサービスが含まれた割引プランなどを探して検討したほうが、理想を叶えつつ節約することができるでしょう。格安プランを利用した上で、別のサービスをオプションでつけたり、衣裳をランクアップしたら、通常料金と変わらなくなったという場合もあります。自分たちの前撮りやフォトウェディングにどのようなサービスが必要か確認をした上で、その時用意されているお得なプランを選ぶことがおすすめです。
「全データ渡し」や「アルバム制作」が含まれているかどうか
格安プランの中には、全データ譲渡が含まれている場合と含まれていない場合があります。
衣装・小物のランク
多くのフォトスタジオが用意する衣装・小物にはランクがあり、プラン料金でレンタルできる範囲は限られているため、指定範囲外をレンタルする場合はそのグレードに合わせて料金がかかります。衣裳にこだわりがある場合は、確認をとりましょう。
撮影カット数と撮影時間の長さ
基本はフォトスタジオが提示する撮影プランには、時間とカット数が決められています。ですが、撮りたいポーズが多かったり撮影時間が長引くと、その分料金が加算されます。撮影時間とカット数を確認しおきましょう。
フォトウェディングや前撮りを節約するポイント
平日に撮影する
スタジオ撮影、ロケーション撮影ともに、土日は割増し料金になっていることがほとんどです。できれば平日に日程を調整して予約しましょう。
ロケーション撮影はオフシーズンの特典期間を利用する
ロケーション撮影はオフシーズンには特典や割引期間を設けているスタジオや業者がほとんどです。プラン自体の料金が割引になっていたり、通常料金で衣裳がランクアップできる、アルバム制作がサービスになるなど、嬉しい特典が多くついている場合があります。
撮影時間内に収める
プラン内でおさまるよう、撮りたいポーズやイメージなどを厳選してカメラマンに伝える工夫をしている人が多いようです。事前にポーズやカットの指示書を作成し、カメラマンにイメージを分かりやすくしておくことができます。
衣裳はプラン内のみのランク、着用数にする
衣裳をプラン外の着用枚数を追加したりグレードアップすると、追加料金がかかるか、プラン適応外になることもあります。節約を考えた場合は、追加料金やランクアップ料金を契約前に確認しておきましょう。
スタジオ撮影にする。衣裳は洋装にする
ロケーション撮影はスタジオ撮影より相場が高いため、スタジオ撮影を選ぶとそれだけで節約になるでしょう。また、新郎新婦の衣裳レンタルも和装に比べ洋装のほうが、レンタル料金が安いことがほとんどです。プランを比較する際の参考にしてください。
持ち込み範囲を確認する
現在フォトウェディングや前撮りが可能なスタジオでは、衣裳以外の小物やアクセサリーの持ち込みが許されていることが多いのですが、まれに持ち込み不可で、小物にレンタル料がかかる場合もあります。バリエーション豊かな撮影には小物やアクセサリーが欠かせないため、持ち込み範囲は必ず確認し、自分で用意できるものは用意しておきましょう。
データを買い上げて自分でアルバムその他を作成する
オプションでアルバム制作を依頼すると、かなり料金がかかる場合が多いため、全データを買い上げてアルバムは自分でフォトブックを制作する、というカップルも多いようです。フォトブック制作を他の安い業者に依頼すると、紙質などはアルバムに劣るもののかなりの節約が可能です。また、フォトショップなど専用ソフトを使って自作するという方法もあります。
アルバムなどにこだわりがなければデータを買い取る必要はない
アルバムにこだわりがなければ、特にデータを買い取る必要はありません。基本プラン内の格安料金での撮影でも、ヘアメイクと衣裳の着付けをして、丁寧に通常カット数を撮影してくれ、撮影時間いっぱいその中から出来上がりに納得がいくものを選んで台紙にして渡してくれます。
フォトウェディングや前撮りは安い「格安料金プラン」を有効に利用しよう
フォトウェディングや前撮りは、もともと結婚式よりも安い費用で結婚式衣裳と撮影を楽しむことができますが、シーズンや条件によってはさらに格安料金で節約も可能です。安い料金設定には理由がありますが、二人の希望に必要なサービスをしっかり確認してプランを探せば、楽しい思い出をつくりながら節約も可能です。ぜひ参考にして、プランを探してみてくださいね。
