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沖縄でのリゾ婚や結婚式には沖縄の正装で参加しよう！「かりゆしウェア」とは

沖縄での結婚式のゲストの服装として今注目を集めている「かりゆしウェア」。かりゆしウェアとはどのような服で、なぜ沖縄では正装とされているのでしょうか。アロハシャツとの違いや、産地や製造での沖縄ブランディング、沖縄でのリゾート気分を満喫できる結婚式でのコーディネートをしっかり押さえておけば、今から当日が待ち遠しくなりますよ。

沖縄の夏の正装「かりゆしウェア」とは

かりゆしウェアとは沖縄のイメージアップのために作られたのウェア

「かりゆしウェア」は、沖縄の夏を快適に過ごすし、沖縄を訪れる観光客を温かく迎え入れ、沖縄のイメージアップを図るために考えられたウェアです。沖縄の伝統染織物を材料に使って、文化や自然等をモチーフにしたデザインが特徴。また着こなす際は、シャツのすそは外に出して着用するのが一般的です。沖縄県内の夏の軽装として定着しており、最近では沖縄県外からの観光客にもリゾート着やお土産として人気があります。

かりゆしの意味

沖縄の方言で、「めでたいこと」や「縁起の良いこと」を意味します。

かりゆしウェアの定義

・沖縄県産であること
・沖縄らしいデザインであること

「かりゆしウェア」の証明タグ

「かりゆしウェア」を証明するものとして、製造に必要な設備と技術がある沖縄県内の業者にのみ、沖縄県衣類縫製品工業組合がタグ（下げ札）を発行しています。

かりゆしウェアはアロハシャツをもとに作られた

アロハシャツはその名の通りハワイ発祥ですが、元々は日本の着物の柄を気に入った現地の人が、着物を使ってシャツに作り変えたことが始まりだといわれています。一方、かりゆしウェアとは、日本と関わりの深いアロハシャツをモチーフに作られ沖縄県産の原材料を使い沖縄らしさを取り入れることを基準として生産されたシャツです。そのため、当初はアロハシャツと同様に開襟シャツで、柄や模様もハイビスカスの花やデイゴといった沖縄をイメージしたトロピカルなデザインや、沖縄の伝統工芸品である琉球紅型（びんがた）や琉球絣（かすり）の柄をあしらったデザインが主流でした。

現在の「かりゆしウェア」は多彩な種類やデザインがある

「かりゆしウェア」は2000年の「九州・沖縄サミット」開催時に、各国首脳が着用したことで話題になり、沖縄県だけでなく知名度は急速に普及し始め一般に浸透していきました。ファッションとして広まって行く中で、それまでのアロハシャツ仕様の開襟シャツから、ボタンダウンやスタンドカラーといった形式のシャツ、長袖や喪服用のシャツも作られるようになるなど、スタイルも多様化していきました。また、同じ柄、同じ素材を使った女性用のワンピースやチュニック、子ども用の衣類などにも広がりを見せています。近年では沖縄の天然素材を使い、環境にも配慮したかりゆしウェアも生まれています。

出典:「かりゆしウェアの定義・歴史/内閣府」

「かりゆしウェア」は沖縄県内での正装

かりゆしウェアはワイシャツとネクタイに代わる夏期の服装として、沖縄に広く定着しました。沖縄県庁や各行政機関を始め、一般企業でも沖縄の暑い夏を快適に過ごすビジネスウェア、オフィスウェアとして着用しています。発売当初は中高年の男性の着用が多かったものの、一般の認知度の高まりとともにデザインやスタイルの多様化し、女性や若い方の着用も増えてきました。また、アロハシャツのように結婚式のゲスト参列用や喪服用などが作られるようになり、冠婚葬祭時における着用も広がっています。近年ではリゾ婚ブームによって、沖縄県外の方が沖縄県内で結婚式を挙げる際に、出席者の方々へかりゆしウェアの着用を薦めるケースも急増中です。

沖縄のリゾ婚や結婚式でのかりゆしウェアのコーディネートとは

ボトムと靴はパーティの雰囲気に合わせて選ぶ

フォーマルなパーティ

キリスト教式のチャペルやホテルなどで行うフォーマルなパーティであるなら、場の雰囲気を意識して白やベージュのスラックスやきれい目のチノパンがおすすめです。パンツの中にシャツはインにせず出して、開襟にはせず前ボタンを閉めてコーディネートします。靴はサンダルではなく、革靴やローファーなどきちんと見えるものがいいでしょう。

カジュアルなパーティ

リゾ婚らしいカジュアルウェディングやビーチでの結婚式など、とにかくアットホームで気兼ねない雰囲気の結婚式も非常に多くあります。そういった場合にはデニムやクロップドパンツ、ひざ丈のショートパンツなど、その時の気候や雰囲気を楽しめる、ファッションを意識したパンツを選びましょう。ビーチウェディングなどでは、足元はサンダルでも大丈夫です。

襟元はネクタイやチーフもおしゃれ

襟元は何もつけずに出席しても問題ありませんが、パーティらしいおしゃれを意識するなら、襟元に蝶ネクタイやボウタイをつけるのもおしゃれです。また胸元にポケットつきのものであれば、チーフをさすのも周囲と差が付きグッとおしゃれに差がつきますよ。

冬の結婚式であれば長袖の選択も

通年通して気候がいい沖縄県ですが、それでも1～2月は肌寒い日も多くなります。また、強い日差しが気になる方も多いでしょう。現在では長袖のかりゆしウェアの販売も多くあるため、気候が気になるようであれば、長袖の着用もおすすめです。

女性のかりゆしウェアの着こなしは？

ボトムはスカートもパンツもOK

結婚式らしい、少しドレッシーさを意識したスカートやパンツがおすすめです。膝が出るミニスカートやショートパンツは、フォーマルなパーティでは避けましょう。

シャツのシルエットはできるだけ体系にあったすっきりしたものを

シャツを選ぶ際は、スカートなどボトムのボリュームに合わせた丈の長さや大きさを意識してサイズを選びましょう。フレアスカートに合わせるのであれば、あまり丈の長くないコンパクトなシルエットなものがおすすめです。

ワンピースなどのはおりものとしての着こなしも

ノースリーブのワンピースの上に羽織る、裾をぎゅっと結んでリゾートファッションとして着こなすなど、女性らしい着こなしに彩りを加えます。

かりゆしウエアの探し方や購入方法

かりゆしウェアは沖縄県産の衣類ですが、結婚式のゲストとして着用を考えた場合、リゾ婚などで県外から出席される方も多いでしょう。現在では県外でもWEBショッピングや通販などを活用して購入や事前レンタルも可能です。お気に入りの一枚を見つけて、沖縄での時間を楽しみましょう。

WEBでの注文、通販

一番手頃に探して買える方法はWEBでの注文です。沖縄以外の場所から、時間をかけてゆっくりリサーチして吟味できます。サイズ感や似合うかかどうかが気になる方は、事前に購入がおすすめです。早めに探し始めれば、万が一のサイズ交換やカラー交換なども間に合います。

現地沖縄で購入

現在、沖縄ではさまざまな場所でかりゆしウェアが手に入ります。実際に試着して決めたい、沖縄でのショッピングを楽しみたいなどの方には、沖縄に着いてからの購入もおすすめです。沖縄空港でも探すことができますし、現地に到着すれば地元デパートやお土産ショップ、ホテル内ショップでも多く販売されています。

レンタル

最近とても増えてきているのがかりゆしウェアのレンタルです。購入してもさその後きる予定がないと悩む方は、レンタルが手ごろで荷物にもならずにいいでしょう。レンタル期間やレンタル方法は取り扱っているショップによって異なるため、事前にWEBなどで確認して比較検討しましょう。

かりゆしウェアは沖縄ウェディングを思い切り楽しめる服装

かりゆしウェアとは、沖縄の時間と思い出を満喫できるリゾート地らしい正装です。結婚式のゲストとしてのお呼ばれコーディネートだけでなく、観光期間の遊び着や、トレンドのリゾートファッションのとしても目いっぱい活用できます。また、沖縄のお土産としてもとても人気の洋服です。ぜひ、沖縄らしいコーデを楽しんでくださいね。

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